さようなら
これを見て知る人もいると思うけど7月16日お腹のあかちゃんは天国へ行ってしまいました。
入院して3日目、先生に心音が確認できないと言われたときはめちゃくちゃ泣いたけど、その後の最終確認のための診察は冷静に先生の話も聞けたし、出産までも泣くことはありませんでした。パパは先生の話の間めまいを起こしてたけど・・・
出産の時先生は今付けてる点滴をはずすと徐々に陣痛が始まって出産になるって言ってたから「2日間も3分おきの陣痛があったのにまた陣痛があるんだ・・・」と思ってたら赤ちゃんは無痛で出てきてくれました。
きっともう苦しい思いをさせたくないとあかちゃんが気をつかってくれたんだろうな・・・
出産後看護師さんも気をつかって他の赤ちゃんの泣き声の聞こえない分娩室で過ごしていいと言ってくれたけど「たぶん大丈夫です」と病室へ戻った。
やっぱり聞こえてくる赤ちゃんたちの声だけど全然悲しくはなかった。
むしろ「産まれてこれてホントによかったね。がんばったね」と思った。
それまでも赤ちゃんの泣き声は聞こえてたけど、「泣いてるなぁ」ぐらいにしか思ってなかったのに、自分がこういう状況になってあらためて産まれてくるってホントに奇跡なんだなって思った。
冷静なつもりだったけどやっぱりその日は一睡もできませんでした。
あかちゃんのことを考えたり、蒼汰のことを考えたり・・・
でもホントに蒼汰がいてくれたおかげでどれだけ救われたか。
この子がいてくれたから「早く会いたいな。」とか「今何してるかな?」とかあかちゃんのことばかり考えなくてすんだ。
次の日の朝、診察して午前中のうちに退院しました。
市役所へ死亡届を出し、病院に赤ちゃんを引き取りに行って火葬場へ。
心臓は動いてないとはいえ出産した次の日にその子を火葬しないといけないなんて、まさか自分の人生でこんなにも悲しくて辛い経験をするなんて夢にも思いませんでした。
できることなら一生そばに置いてていいのにと本気で思った。
その時間の火葬は私たちだけでした。
5分ほど待って証明書を受け取り外に出た時、快晴なのにほんの10秒か15秒間雨が降りました。
ぬれない程度のやさしくてやわらかい雨粒でした。
涙が止まらなかったけどそのキレイな雨を見て私たちは赤ちゃんはちゃんと神様が連れて行ってくれたんだと確信し、笑顔になりました。
大分のパパも言ってくれたけど、やさしい子だから最初に流産した双子の1人の子のところに行ったんだと思います。
今は仲良く一緒にいるんだろうな・・・
こんなことになって周りのたくさんの人にも迷惑や心配をかけました。
そしてあらためて私は1人で生きているんじゃないんだ。みんなに支えられて生きているんだ。と思いました。
こんな小さな蒼汰も私が泣いていると心配して慰めてくれます。
のぞきこんで悲しい顔をし、ぎゅっと抱きついてくれ、自分がされているのを覚えてたのか背中をポンポンとやさしくたたいてくれます。
その優しさにまた涙が出るんだけど・・・
そしてパパ。この人がいなかったらもっとダメだったと思う。
入院中も実家からわざわざ家に連れて帰って毎晩蒼汰をみてくれてました。
出産の時も次の日も、仕事の休みを変更して病院に泊まってずっと一緒にいてくれました。
退院後も仕事中に何度も体調を心配して電話をかけてきてくれます。
とっても純粋な人だから彼の心の傷はたぶんみんなが思っている以上のものだと思う。
それなのに自分がしっかりせなあかんと今まで以上に頑張っているから心配です。
早く私がしっかりしなきゃ!
まだというかたぶん一生この辛さは忘れることはないだろうけど、さよならした赤ちゃんが教えてくれたたくさんの事も忘れないようにこれからも頑張っていきたいです。
あとこれだけは言っておきたい!
これから妊娠する人たくさんいるけど、妊娠中ちょっとでもおかしいなと思ったら夜中でも絶対病院に連絡すること!我慢したりしたらダメだからね。




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